幻想的小宇宙と、多重人格の女の子の話

今の私は　地に足がついているのか？

今までは、大抵

ふわふわ　幻想的な世界に

飛ばされて

どっかに行ってしまっていた。

どれ ?

どれが本当の自分なのだろう?

世の中をコントロールしたかった

全部思いどおりにいくと

人生を信じていた

裏切られるなんてもうイヤだった

傷つくのはイヤ

いつか

自分の作り上げた叶わないストーリーを

信じるようになり、疑うこともなかった。

真実を見るのが怖くて幻想的小宇宙で

暮らして

目が覚めなければいいと願った

大都会で星を見上げて

誰も知らない音楽を聞いていた　

みんなにおいて行かれた気がしたけど。

自分はそれでもずっと歳をとれなくて

長い年月

そこから出られなかったんだ。

自我というものはなんなのだろう?

本当の私っているのかな、

思っている自分って本当なのかな?

自分は誰なんだろう..?

今の私

過去の私から繋がっている。

でももう過去の自分とは別の

ちがう考えをしているし、

もう別の私かもしれない。

もう昨日の自分にさえ戻れない

空想のストーリーで

人生をコントロールできない。

現実はなにもない

今日１日があるだけ

ただ

生きて

好きな歌を歌って

今を生きる

無色透明になれる

今だけ

自分という存在を感じる